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少年犯罪

教師刺殺事件

教師刺殺事件を巡って
子供が引き起こす事件は後を絶たず
原因は様々であるが、共通していることは、
衝動的、短絡的、選択肢は2つ
○○○だったから○○○した
原因と結果のみ

この少年に置き換えると
5、6年の級担任が、かばってくれなかった
だから「刺そうと思った」
答えを選ぶ能力はあったが、
なぜ?どうして?自分がそうしたくなるのか?
自己分析・追求してゆく力
答えを出すまでのプロセスの欠如

今の教育体制に置き換えてみると ○か×
選択肢は2つ
なぜ?どうして?そうなるのか?
追求してゆく力、答えを出すに至るまでのプロセスの欠如

成績が良いから、心に問題がないとは限らない
むしろ陥り易い盲点がありはしないだろうか?
※ちなみに、少年は成績優秀、記憶力抜群だったという
これを家庭教育に置き換えてみると
まさか家の子が?どうしてこんなことに?
ではなく
どうしてそうなったのか?
そこに至るまでの育成過程でのプロセスの欠如

生まれてからそれまでの
親子関係の日常性
何を大切に、子供とどう関わってきたか?
親自身の生き方や価値観が問われる

家庭で培うものは、山ほどある
親の責任は大である

出来事が起きたときに
何をしてあげればよいのか?
ではなく、
何をしてあげられなかったか?
何が足りなかったか?
幼少期にまで遡って
子供の成長環境を整えて
思い起こす必要がある

●しっかりと抱きしめられたことがあっただろうか?
●おんぶだ・抱っこだと甘えることができただろうか?
●ひざの上で、絵本を読んでもらったことがあるだろうか?
●母子川の字になって、ベッドタイムストーリーはあっただろうか?
●空腹も忘れ、暗くなるまで夢中になって遊んだことがあっただろうか?
●汚れも気にせず、泥んこになって遊んだことがあっただろうか?
●自然の中で思いっきり体を使って遊んだことがあっただろうか?
●心ゆくまで、動物とふれあったことがあっただろうか?
●移りゆく空の色、一本の花、音楽、絵画

心ゆすぶる美しいものは山ほどある。
こうした時間を親子で共有・感動した体験があっただろうか?

※本来は、幼少期、学童期に戸外で思いっきり
遊んで発散すべきエネルギーが内にこもった
事件ともいえないだろうか?

【この事件を巡って幾つかの疑問を感じる】

カウンセリングに関して
●少年がカウンセリングを受けていたとあるが、
本来は少年より先に、両親が受けるべきだったのではないだろうか?
●だとすると、この事件は起きていただろうか?
●カウンセラーは、果たしてこの事件を予測できたのだろうか?

家庭環境
1.母親をはじめ、上3人は姉、
女性に囲まれた環境が同世代の男の子とやってゆきにくい要因となったのではなかろうか?

2.子供が子供らしくいられる心の居場所が家庭にあっただろうか?

3.男同士である唯一の父親との接点はあったのだろうか?

4.第4子、はじめての男子であり、長男としての過剰な期待と甘さがあったのではなかろうか?

5.その結果、
依頼心を増長させ、自己解決能力や
自己コントロールを欠如させたのではないだろうか?
※先生が助けてくれなかったから・・・

6.家族一緒に楽しい食事をしたことがあっただろうか?

7.経済的には裕福だったとあるが、お金では買えないものは山ほどある
誕生日をはじめ、手作りの食事etc
この子を巡って、家族が心を寄せ合う時間があっただろうか?

親子関係
1.父親と男同士で過ごす時間、場面があっただろうか?
※風呂、トイレ、キャッチボールetc

2.5、6年のいじめの実状を親は知っていたのだろうか?
子からの訴えは、あったのだろうか?

3.3、4年の頃は、どうだったのだろうか?
自分のマイナス面を、訴え易い環境があったのだろうか?

4.おんぶに抱っこ、だだをこね親を困らせたことがあっただろうか?
(第一反抗期)

5.わが子のことよりも世間の目を気にしてはいなかっただろうか?

6.親子関係に対話があっただろうか?

7.少年のコンプレックス(容姿)に気づいていただろうか?

8.コンプレックスをプラス思考に向けてやることができなかっただろうか?

9.親に対する(第二)反抗期はあっただろうか?

10.否を否と言える親子関係があっただろうか?

11.親子間に、ダメなものはダメ、イエスorノー、
はっきりとしたやり取りができていただろうか?

反抗期を逸し、
反抗すべき相手を見失った
事件とはいえないだろうか?

ゲーム機を巡って
1.暴力性の強いゲームだったことを綾は知っていたのだろうか?

2.「小4の頃からゲームに夢中、
自宅に閉じこもり、のめりこむ日々・・・ 」
その状況を家族はどう思っていたのだろうか?

3.時間帯やルールを巡って、
家族間で決まりや約束ごとはあったのだろうか?

4.基本的な生活習慣のしつけがあったのだろうか?

5.歯止めのない生活は自分に関心が向いてないとも受け取れ、
家族間を疎遠にし、
個室に追いやり、孤立させる結果となりはしなかっただろうか?

6.不登校の引き金となった
ゲームによる昼夜の逆転に関しては
親はどう思っていたのだろうか?

7.親自ら、不登校・いじめの材料を提供してはいないだろうか?

8.ゲームソフトと引き換えに
漫然と許容せざるを得ない何か
交換条件があったりはしなかっただろうか?

9.友達が遊びに来てくれる・・・だからと、
むしろ安心していたのだろうか?

10.ゲーム以外に夢中になれる体験があったのだろうか?

11.そうした体験が全くないままにきたのだろうか?

12.「4畳半に山ほどの高価なゲームソフト」とあるが、
金銭感覚に関しては、どう考えていたのだろうか?

13.耐性(我慢する力)を奪ったのは親自身ではなかろうか?

14.機械は自分の思い通りになる
→生身の人間が邪魔となる
長時間のゲームは、活力、体力の低下をまねく
男子社会は体力勝負、
こうしたことが同世代の仲間とやってゆきにくい
要因となったのではなかろうか?

学校サイド
1.「いじめがあったが、学校や先生は何もしてくれなかった」
とあるが、
先生(教師)、に信頼関係が
あっただろうか?

2.いじめられた、からかわれた
「5、6年の担任は助けてくれなかった・・・」
とあるが、
本来は自分をいじめた仲間へ向けられるべき事
だったのではなかろうか?

3.「中2~卒業まで不登校」
とあるが、この2年間の心の空白こそ
問題ではなかろうか?

4.義務教育であるはずの中学校は
不登校対策として
親・本人とどう関わったか?
※サポート役etc.の紹介はあっただろうか?

5、6年の級担任との接点があったからこそ
母校を訪問
果たして、5、6年の級担任に会えたとしたら、
どんなやり取りがあっただろうか?
果たしてこの事件は本当に起きただろうか?

地域サイド
事件発生後、マスコミによって少年の足取りを巡って、
不自然な様子・表情・様々な報告があるが、
どうして誰も声をかけなかったのだろうか?

1.包丁購入時、未成年ということで
一言問いただすべきことはなかっただろうか?

2.食堂での落ちつきのなさ、不安げな様子
さりげない言葉がけはできなかったのだろうか?

誰かが、何かに気づき次第
一言の声がけによって
「刺!」実行に向かって
義務感と不安感でいっぱいの少年の
決断を鈍らせ、決心をくじく
方向転換を計るきっかけは、
なかっただろうか?

終わりに
日記に「自分を変えたい」とあるが
家族愛・塾・ゲーム・・・マンネリズムの
日々からの決別

大検は合格したものの
実状は不登校生
どうせ俺なんか、置いてきぼり
どうにも上手く生きられない

誰かに何かを訴えたい
そうした心の叫び
まさに息切れ状態

今の俺は、本来の自分ではない
これまでの自分とサヨナラ
思春期の自分らしさ捜し

―バイク・茶髪・タバコが物語る―

自己表現の1つの手段
自己変革のチャンス!
にしては、引き起こした事件は
あまりにも大き過ぎた

「ナイフを捨てなさい」に素直に従った少年
その少年を
「手渡されたサスマタで、署員に取り押さえられ・・・」
とあるが、
素手で抱きしめるように取り押さえることは
できなかったのだろうか?
と思うのは、私だけだろうか?

バッグの底には
包丁と姉からもらったバレンタインチョコ
本来ならガールフレンドからプレゼント
されるはずのチョコ
何とも寂しいものがある

少年が欲しかったものは
包丁でもバレンタインチョコでも
大検でもなかったのではなかろうか?

本当に欲しかったものは
たった一人でいい
胸の内を打ち明けられる友人
そしてガールフレンドが一人いたとしたら
果たしてこの事件は起きていただろうか?

大人も、子供も一人じゃ寂しい・・・
誰もが、誰かに知ってもらいたい
認められたい

俺ら、親や先生のオモチャじゃない
本当に先生や親のいいなりになって
学校さえ行って、勉強さえしてればいいのか?

この少年の事件は大人への警鐘.サインと
置き換えてみてもいいのではなかろうか?

パートⅡは「こころの病気対応とチェックポイント」です。

チェック表

-心の病と少年犯罪の関係-

続発する少年犯罪と心の病は、
思春期前半(15才~)以降に発生しやすく、
まずは不登校という形で
症状を見せはじめることが多い。

この段階で早期発見!
いち早くサインをキャッチ!

まずは、苦しいと訴える
本人の気持ちを楽にすること。

そのためにも
訴え易い環境(教師・親・友人etc)があれば、
気持ちが楽になり
人間関係を楽にする。

楽になるから楽にし、
楽にするから楽になる。

この相乗効果によって、
本人が抱え込んでいる
勘違いや偏見・誤解を解くきっかけとなり、
人間関係の問題の半分は解決・・・

事件(少年犯罪)を
未然に防ぐ大きなきっかけとなるだろう。

心の病チェックポイントとその対応法
4.gif 5.gif

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※①の実年齢で対応するに関して
成長するにつれケースバイケース、ステップ毎に適切な対応は、
思春期・反抗期を楽に乗り越えられることができる。

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