<生きる力>

<生きる力>
いつの世も親の願いはひとつ
それは何が起ころうとも、強く逞しく
何とか生き抜いてもらいたい
では、なかろうか?

病期や障害を抱えながらも
ひたむきに生きてゆこうとする
何事にも立ち向かってゆく健康な精神力
それこそ、強く逞しい
と言えませんでしょうか?

生きるって、そんなに力が要ることなのでしょうか?
力、力、力と言うと、何か疲れてしまいます
生きるって、動物のように、只ひたすら

食べて、寝て、遊ぶ

単純、素朴なこの繰り返し

生きる力の源となる、親から子へのプレゼント
生の源は食
私が子どもにした、たったひとつのプレゼント
それは

何でも食えるでっかい胃袋

これさえあれば、きっと何とかやってゆくであろう

オギャーは独立宣言
人は否応なしに人になる

ピンチはチャンス!

親の死は
親ができる人生最大のプレゼント!
自立のための儀式
お祭りともいえ
喜ぶべきことかもしれない・・・

自然界の動物の掟
・ はじめエサを口元に運ぶ
・ 裂いて食わせる
・ 巣から突き落とす
・ エサを自分で獲得させる
親の仕事とは何でしょう?
・ 生活することを生活させること
・ 生き方、生活の仕方(生活の知恵)を教えること
生きる力を奪う親のタイプ
・ 過保護
・ 過干渉
・ 失敗や間違いを許せない
親のパターン  ・几帳面  ・神経質  ・心配性

親の仕事をはき違えていませんか?

家の子は何もしない
何もできない
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させないだけかもしれない
手助けするとは
どんどん手抜きすること
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手助けしないこと
してあげるより
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してあげない
お金を使わず
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意欲を奪う
手も口も出さず
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ヤル気を奪う
はぐだけはぐ
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工夫の精神が生まれる

親の仕事はただひたすら、
『待つ』・『見守る』・『邪魔をしない』

子どもがひき起こす事件・いじめ・自殺・犯罪があとを絶たない
生きる力はいったい誰がどこでどう培うのか?
学校から得るのもは知識です
教師が教育実践者であるなら、
親は生活実践者といえよう

子育ての力を学校から家庭に
とり戻そうではありませんか?
親元を離れ、自立するまで

家庭で過ごす時間は長い
教えるものは山ほどある

勉強どころじゃないかもしれない

生きる力の原点
原始時代の方が、余程生きるに当っての
教育がしっかりできています
・狩りの道具の作り方、獲物の捕り方
生きるために必要な生の教育こそ、
家庭で教えてゆく必要がある
動物の生きる力
・ 餌をとる力
・ 自分を守る力
・ 仲間とコミュニケーションできる力
果たして動物界だけのことでしょうか?
この3つが著しく今の子どもたちに欠落しています
21世紀は生き抜きにくい時代
様々なハードルが子どもたちの行く手に
待ち受けています
これまでは知識でした

21世紀はどんな子どもを待っているのでしょうか?
それは生き抜く知恵のある知恵人間
そして、ストレスや摩擦に強い子を待っています
知恵のある子とは、どういう子をいうのでしょうか?
一晩中寝ないで勉強すれば
良い点はとれるが
一晩中起きていても、ひらめかない子は
何もひらめかない
知恵人間(知恵のある子)の特徴
・ 回転が速い
・ 機転がきく(目から鼻に抜ける)
・ 融通性がある
・ 直観力に優れている
・ ストレスや摩擦に強い
・ 「あっ!こうすればいい」と、とっさの判断ができる
・ ひらめきがある
・ アイデアマン
・ 何があっても慌てない、困らない
・ 追いつめられても、方向転換ができる
・ 自分で自分を助けることができる
・ 問題が起きた時、即座に解決できる
・ いじめにあってもへっちゃら
むしろ楽しみに待ち受ける
・ 自己解決能力がある

知  識
知  恵
テキスト有
テキスト無
学ぶことができる
学ぶことができない
詰め込んだ知識
利用し活用する
時間かかる
時間かからない
即効性なし
即効性あり
役立てるための道具
使いこなす(生かす)ための技術
間接的に役立つ
直接的に役立つ
間接的(教科書)体験
直接的(自然・社会・生活)体験
記憶の分量
ひらめき
学歴関係がある
学歴関係がない


人生はサーフィン

生涯学習とは言われるが
遊ぶことに熱中できずに
どうして学習することに熱中できよう
遠い昔 寄せくる波
海辺で、親子で手を取り合って
夢中になって遊んだように

人生はサーフィン
大波、小波、ケースバイケース
幾度も幾度もサーフィン
やがて人生社会の荒波を
乗り越える力となるだろう

―終わりに―

子どもに残すものは
大学教育でもなければ
お金でもない
反抗期、思春期は
自立のための たたき台
生きる力のバネとなる
共有する時間の中にイヤッ!というほど
葛藤が多ければ多いほど
スッ!と自立する
子どもにとって、生きとしいけるもの
全ての関わりあい、ふれあいを
大切にしながら、生活の中で
喜怒哀楽を思う存分、分かち合うことで
親から子への生きる力のプレゼント(遺言)としたい