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エッセイ

初めてのライブに向けて

学内オーディション一次試験通過者

保護者各位

学内オーディション通過、おめでとうございます
応援して頂く為にぜひご一読を!
音楽界デビューについて
自分から事務所に食らい付く
曲を作り続け
デモテープを作り続け
先ず聞いてもらう
体のラインを保つ
絞れ! 絞れ! 絞れ! ―だった


めざせ!世界一ケチダイエット



和歌ダイエット法は
どこにもここにもある方法ではなく
また誰もができることではなかった

体力勝負、スポーツダイエット

―ジョギング編―
目的達成の為には
なりふりかまわず
手段も選ばず

それは或る日
買い物帰り、突然のことだった
「ねぇ、お母さん
米5kgと減肥茶のペットボトル3本買って!」

やにわに買い物袋をひったくると
「あなたは電車で帰りなさい!
私、走って帰るから」と

言うや否や
両の手に袋をかかげ
突然走り出した

「イヨー、姉ちゃん、日本一の力持ち!」
思わず声援を送ってはみたものの

親の手助けにしては、いい子過ぎ
この子ヤッパリ普通じゃない

―それは私が家に着くと同時のことだった―
玄関がガラッ!
突如靴のまま転がり込んだガリバー女
「あー疲れた」と
ドカンと荷物を投げ捨てた

驚いた8匹のネコ達は散った

それにしても、三つ向こうの駅から同時とは?
ホウキに乗ったとしか思えない

力は機関車より強く
ジェット機よりも速いスーパーウーマン

突然変異とは言うけれど
床についた大きな靴跡
主人「責任の半分はボクにある」

やることは不自然で
空とんでもない
何を考えているか解らない

―折も折り―
母3度目の手術入院
ジェームズボンドのボンドがあっても
どうにもままならず
007危機一髪

―猛暑続きの夏だった―

ジョギングするなら
よし!今だ!
母を見舞って小遣い稼ぎ

お金は増える
脂肪は減る


<入院時>
和歌「あなたはタクシーで行きなさい!
荷物は届けてあげるから」と
いかにもやさしげに一言残し
ポーターは
大きなボストンを両手にかかげ
スタスタと走り出し

術前の私は路上に置き去り・・・

<入院中こそ稼ぎ時>
毎日花を1本手にしては
「ヤア君、元気かい?」
頼みもしないのに配膳のお世話
「まあ!おいしそう」と
あらかた食べては
「あら、食べないの?」

お花は食べられません・・・

「何かご用はないかい?」
頼みもしないのに売店へ
日用雑貨をカゴに山積
「これで当分間に合いそう
じゃあ、また明日来るね」と

袋を手にし帰っていく・・・

にわか御用聞きは
猛暑をものともせず
自宅~病院まで往復
ギターをかついで
ワサワサジョギング

死にもせず、倒れもせず
異常事態に強い女の子

ママがねころんでもただ起きなかった

例えママに不幸があったにせよ
柩をかついで、ワサワサジョギング

「ママの柩ったら、チョー軽い!」
ふと足を止め、見上げれば
暮れゆく新宿情景
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―真夏の音楽の感傷―

ビルの谷間に沈む夕日
太陽の葬式

作詞、作曲
道すがらいろんな材料が転がっていた

いかなる時も
どんな場も
音楽できる和歌だった

<退院時>
ポーターは入院時同様
ボストンを両の手にかかげると
スタスタとジョギング

「あなたは荷物がないんだから
もっとサッサと歩きなさい!」

「すみません、ありがとうございます」と
ヨロヨロと歩く小さな影

こづかんばかりに
仁王様のように迫ってくる大女の影
夏の路面に映し出されたことを思い出す


減額ダイエット
レストランで
メニューをすみからすみまで
眺めるだけのダイエット

何よりの楽しみは
うっかりタバコでも
吸おうものなら
引火して破裂しそうなほど

食べるほどに
ふくらんでいく人を
イメージすること

―香りダイエット―

ダイエットとは
一言で言えば
耐える力

空腹の犬の前に
肉のカタマリを置き
オスワリ!フセ!マテ!
このくり返し

空腹感を刺激
体脂肪が急速に燃焼
サウナ効果しかり
よだれと汗がタラタラと・・・

ただ見た目が良ければいい
飲まず食わずでは
度が過ぎれば
減額死重層

食べたい、でもやせたい
眠れない夜
減量狂騒曲が響いてくる


低カロリー食ダイエット
満腹感をねらって
大皿に山盛りの野菜
バイキングさながら
台所を往ったり来たり

今日はシラタキ
明日はコンニャク
明後日は豆腐

来る日も来る日もこのくり返し
豆腐屋さんが開けるほど

鏡の前に立つこと
日に数十回
モンローよろしく腰に手をあてがい

「鏡よ、鏡よ、鏡さん、
世界中で一番スタイルの良い人は
誰ですか?」

「それは江崎のオバカさん、
でももっとスタイルの良い人がいます
それは、お隣の豆腐屋さんの
糸コンニャクさん」

夏場はキュウリダイエット
朝から晩までキュウリ、キュウリ
山積みのキュウリが
着実に消えてゆく

秋口ともなれば
ギースィッチョンチョン
私「和歌、ドーコ?」
和歌「柱の陰よ!」

虫の音もとだえる頃
和歌の姿も
かき消える

何でも食えるでっかい胃袋
消化力抜群
満腹感をねらった
和歌うってつけの方法だった

歌うダイエット
ただ見た目が良ければ良い
飲まず食わずでは
柳の下のユウレイが
風に吹かれ
鼻歌流すと同じこと
吹き流し
聞く者にインパクトするものがない

大声を出すことは
全身運動
全身トレーニング

エネルギーの発散
エネルギーの消費


音楽専門学校にて
発声レッスン
ボイストレーニング
ダイエットの基礎を学んだ

スポーツで培った筋力
腹筋を使って発声レッスン
良い声を出すことは
全身筋力アップ
歌は上手くなり
体は締まる

小手はじめは
カラオケダイエット

歌に上手い下手はあっても
ダイエットに上手い下手はない

10曲、20曲
大声で歌うほどに
目方は減り
舞台度胸もつく

ライブの舞台は
ダイエットの総仕上げ

人前で歌を歌う
人にみられることは
鏡の前に立つのと同じ

五感を集中させ
表情を引き締め
全身を引き締める

ギターを抱き
つま先立てば
バストアップ
ヒップアップ

正統派!和歌が選んだ
究極のダイエットは
歌うダイエットだった

努力の甲斐あって
日に日にスリムに・・・がしかし

本当のねらいは
ボーイッシュを卒業
もっと美しく
女性らしくなりたいだった

―美の追求に終りはない―


イメージトレーニング
その昔、私は
エジプトの王妃
クレオパトラに愛された猫だった

ブルーの目
赤いマニキュアをした黒いネコ
クレオパトラがねたむほどに
それはそれは美しいネコだった

美しくなりたい
頭の先から尾っぽの先まで
一つの方針と精神で貫かれ

首尾一貫

首尾は上々
首尾バンタン

鏡を前にしんなりと
手足をなめなめ
全身をなめまわす

朝な夕な
ツメをなめ
ツメを研ぎ研ぎ
ギターかきならし

王子様狩り

良い獲物を狩るために
感性磨き込んで
値踏みする

ナルシスト和歌は
日に日に女らしく
鏡を前にうっとり・・・

「鏡よ、鏡、鏡さん、
世界中で一番美しい人は誰?」
「それはあなた???・・・」

「ウフフフフ・・・」
どうにも笑いが止まらない
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―どうやら好きな人ができたらしい―

いつしか女の子から女の人へ
身なりやしぐさに変化が・・・

主人「ボーイフレンドでもできたかな?」
じゃじゃ馬馴らし
どこぞのどなたか酔狂な方に感謝!

ポケベルが鳴る心も鳴る
嬉しげに鏡に向って投げキッス!
出先の動きも見えてくる

ナルシスト和歌は
見られていることに気がつかず
辺り一面三面鏡

帰宅もめっきり遅くなり
抜き足、差し足、忍び足
まるでドロボー

携帯にTELすれば
他の子かと思うほど

ハチミツにガムシロップを
ぬりたくったかのように、
甘くやさしい口調

どうやらそばに人がいるらしい

「なあにぃ~どうしたの?
何のご用?
もうすぐ帰るわ
心配しないでね!」で切れ

ほどなくして、すさまじい勢いで玄関がガラッ!

和歌「テメェ~いちいち電話なんか
かけてくるんじゃねぇ~
わかったか!この酔っ払い!
外でいい顔してたって、家でこのザマ~じゃ
ドーショウもねぇ~!」
私 「テメェ~と同んなじダ!」

敷居をまたぐと同時に人格が変る
暗闇の中、口は耳までさけ
目はランランと青白い光をおび

オカルトの和歌さん

「こんなでかいネコ見たコトない!」
8匹のネコも驚いた!

どこぞのどなたかタスケテクラサイ!
母は何も悪いことはしてません
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