いじめ対応策-ピンチはチャンス!-
今後、ますます複雑化してゆく社会状況の中にあって、『生きる力を培う』、
これは私達大人(教師・親)の課題といえよう。
人は人との葛藤の中で理性や意志、感情が鍛えられる。
ストレスや摩擦に強い子をどこでどう培うかを考えた場合、
少子化をはじめ、人間関係が希薄化しがちな現代にあって、
教育現場である学校は集団生活の中で人間関係(人生勉強)を無料(タダ)で
マスターできる唯一の場と言えるのではなかろうか?
まさにピンチはチャンス!
いじめてくれてありがとうと言っても過言ではあるまい。
引き出し上手になろう
いじめ対応法
(1) (親・教師)の心がけ
ヒント
※いじめはしっかりと受け止めさえすれば、むしろ肥やしになる
※何があろうとも、目の奥をのぞき込んで、
キラキラ・イキイキしていれば大丈夫! |
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(2) 会話は生き物
〈やりとりひとつででプラスに転化〉
・話しはじめたら共感する |
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相づちを打つ
・まったくねぇ
・まあ、そうだったのねぇ |
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・もっと話すようになる |
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・うん、うん・・・それで・・・
・もっと聞かせて!
・もっと教えて
・へぇ~どういうこと? |
・お詫び |
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気づかなくてごめんネ |
・約束ごと |
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秘密は守るワ! |
・今後 |
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どうしたらよいか一緒に考えよう |
・感謝 |
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教えてくれてありがとう |
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(3) やりとりのヒント
●その1 反復法 (大人が自分の言葉にする)
子
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大人
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・いじめられたの |
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いじめられたの? |
・いじめられちゃった |
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いじめられちゃったの? |
・最近 |
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最近? |
・今も |
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今も? |
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●その2 共感法
子
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大人
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・くやしかったんだよ |
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くやしかったんだよね! |
・悲しかったんだよ |
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悲しかったんだよね! |
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●その3 驚嘆法 (驚いてみせる)
子
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大人
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・いじめられたの |
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へぇ~ そんなことあるんだ! |
・あったんだよ |
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おどろいたわねぇ |
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