<不登校について>
- 2007.07.19
- 生きる力
不登校対応策
不登校は心の風邪
無理しない生活
不登校が自己防衛本能
悪化させない方法だったりする場合がある。
「行け!」は熱があるのに、「走れ!」と同じこと。
※不登校に陥り易いタイプは「~される」と受け取り易く、使役や命令はむしろ、悪化させる要因となり易い。
友好関係
☆楽しくて明るい学校生活が送れる |
帰宅後、友人とも遊べる |
登校のきっかけとなる |
☆1人でもお友達がいれば、学校に行き易い
☆親も教師も、友達作りに協力する
※登下校、座席、班等に配慮する
☆その子に合った友好関係
人数が多いとストレスになる
(本人に合った心のスペース)
☆生活の枠、目標を広げすぎず、小さな事から1つずつチャレンジ
(例)犬の散歩、お手伝い・・・etc.
1つできると小さな自信に繋がる
☆学校、家庭、地域(近隣)多方面からの援助は
登校のきっかけとなり、学校生活を送り易くする |
閉じこもりがちな本人や家族を支える |
友達や家族と共通する楽しみがあると良い (例)ゲームやマンガでも良い |
学校生活 ― (教師、友達)
◎良い友人、教師との出会いは大切である
◎上手い下手ではなく得意科目が1つあれば・・・
クラスで光る場面となる
(例)図工、音楽etc.
◎本人が決めた事を少しでも教師や仲間が援助してあげる
(例)係り、役割-
◎ささいな事で良い、みんなの前で褒められたりお礼を言われると嬉しくなる
(例)「先生助かるワ!ありがとう」
◎人の為に役立てる自分
自信に繋がる
性格の特質
別表参照
(江崎喜久枝の子育てに対する基本的な考え方)
・使役や命令に弱い
・A几帳面か、Bずぼらのどちらかが多い
Aケース
|
宿題がやってないだけで行けない |
Bケース
|
家庭全体生活リズムがでたらめだったりする場合がある |
いつ寝ようが、起きようが・・・
・人の責任にしがち
・不登校の理由はいろいろある
聞き出そうとしない
本人から話しかけてくるまで待つ
対応法のコツ
○共感してあげると楽になる
「そう~」
親や先生に訴え易いと気持ちが楽になる
○とかく、人目が気になる
「そうは思わないけど、あなたがそう感じるのは辛いわねぇ~」
の一言で安心する
苦しさにいったん共感した上で、こちらの意見を述べる
○自分を解かってくれる親、教師
学校に足を向けるきっかけとなる
○本人の話は最後まで聴く
○一度に解かり易く一言で(小学生)
(例)お母さんや先生は困らないワ!
困るのは誰だろう?
○子供扱いしない
実年令で
○ 母子の関係で!
「どこの誰にどう思われようといいワ!
あなたが楽になれば、それでいいの」
○ 一緒に興奮しない
※強引に行かせようとしない
○一歩進み、二歩後退
○長い目で見守る
プレッシャーとなり易い要因
直接的に本人に働きかけること
●自宅へ出向く
本人隠れる
●電話する
本人でない
●強引に学校へ
みんなの手前、恥ずかしい
●無理矢理、理由を聞き出そうとすること
―いろんな理由をつけてくる
―親も教師もそれに振り廻される
これまでの成功例
やりとり・
● 不登校は心の病気じゃないよ!
●行きたくないことと、行けないことは違うよ
●学校には、いい先生も悪い先生もいて、良い子も悪い子もいろいろいて行きたい時もあれば、行きたくない時だってある
●大人だって一緒だよ
長年引きずっていた状態を、本人、母親と学校サイドとは違った観点から数時間冗談を交え談笑の中で「何~んだ、そんな事だったのか?」と。 親も子も気分がほぐれ、自信を持つことが解決の糸口につながるケースが多い。 |
やりとり・
●今現在の状態を続けると、将来どういう結果になるかを本人に気づかせる
(例)小中学生の場合
小学生
中学に行きたい?
中学生
高校に行きたい?
と尋ねると大抵の場合 「ウン、行きたい」と答える
今自分がどうすればよいか気づかせる |
●「君みたいな子は今たくさんいるの」と自分だけではないことに気づかせる
●幾つかの選択肢があることを教える
A 相談するところもあるし、
B サポート校もあるよ!
C 保健室だって学校だよ!
D 遅刻、早退、給食だけ食べて帰る・・・
「君にあっているのはどれだろう?」
●本人の選択を待つ
「どの方法が君にあってると思う?あとどんな方法があるかなぁ~、
一緒に考えてみよう・・・」
教師がこの話の輪に入ることができたら、
一層早い解決を見るだろう
間接的に働きかけること
・FAXを使う
へのへのもへじのみ、
オヤ?何かな?
・仲間からプリントを届けてもらう
・学校行事
得意なものに参加
(例)運動会 - 君がいてくれて良かった
絵、ピアノなんでも良い
・遠足 etc.
・ペットの効用
・友達づくりに最適
・一緒に留守番していれば、寂しくない
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