<下手な作曲・作詞に振り回される>

<下手な作曲・作詞に振り回される>

どこにあっても作詞・何作曲。
『都会のいい朝、いいひととき』
自然が呼んでいる

ホーホケキョ・ケキョ・ケキョ
小鳥のさえずり
小川のせせらぎ

隣は何をする人ぞ

雨のトレモロ
オーボエの鳴る丘

カラカラ廻るは風車
と、突然ザーザーと滝の音

はて、どこかしら?意味シン

おまけに誤字・脱字。
ついついチェック
どこまでが作詞で現実か?
区別がつかず
音楽を志す人間に
悪い人はいないはず
はて?意味ナシ
悪い人がいるのだろうか?

売れない作家しかり、
部屋に取り散らかした作詞

見てもイケナイ、さわってもイケナイ。
脇を通りすがっただけで
「見たなぁ~!」

ある日、ただならないメモ

こんな家、出てってヤル!
他人行儀で、イヤラシイ!
家ではない!
箱だ!
中身がカラッポの箱だ!

さあ、こんな所にいるのはよそう。
小屋に行こう!オケに行こう!

何? 箱だって! 小屋だって! 桶だって!
即、携帯にTEL

和歌「なあに?」
私 「今、箱根?」
和歌「小屋だよ!」
私 「どこの山小屋?」
和歌「オケだよ!」
私 「桶? 空桶? 風呂桶? 棺桶?・・・」
和歌「どうしてそうなるの!
ライブのオケだよ。
あと3時位で始まるから来てネ!」
オケ、オケ、オッケー、OK。

即、ライブハウス”マンダラ”に
素っ飛んだ。

歌なんて、もうどうでもええ。
生きていて良かった。
会えて良かった。
顔ばかり見ているうちに、
終わってしまった。

深い安堵感で、我が家へ。
ふと見渡せば
100坪あまりの、ただ広いだけの箱。
中はゴチャゴチャ、グチャグチャ。

ワクワク動物ランドのフランケンシュタイン一族。
8匹のネコと2匹のイヌは、
縦横無尽に跳び廻り、
家族のみんなが小さくなって、
他人行儀で家じゃない。

あ!和歌の作詞の謎が解けた。

食べて寝るだけの唯の箱。
犬や猫の小屋。

家中で
態度は、一番デカイが
部屋は、一番狭い三畳間。

取り散らかした楽器
山積みの衣類は、
楽屋さながら。

たった一畳のスペースが
創作の場。
駄作の連続
クズ籠同然。

割れたガラス窓。
ボロボロのボロ家。
貧乏風の吹きさらし。

家中貧乏神が跳び廻る。
朝から晩まで
ビンボー、ビンボー

振り切っても、振り切っても
しがみつかれ

和歌のハングリー精神は、
ストレスにさらされ
こうして育ったのだった。

どこにあっても作詞・何作曲。
『都会のいい朝、いいひととき』
自然が呼んでいる

ホーホケキョ・ケキョ・ケキョ
小鳥のさえずり
小川のせせらぎ

隣は何をする人ぞ

雨のトレモロ
オーボエの鳴る丘

カラカラ廻るは風車
と、突然ザーザーと滝の音

はて、どこかしら?意味シン

おまけに誤字・脱字。
ついついチェック
どこまでが作詞で現実か?
区別がつかず
音楽を志す人間に
悪い人はいないはず
はて?意味ナシ
悪い人がいるのだろうか?

売れない作家しかり、
部屋に取り散らかした作詞

見てもイケナイ、さわってもイケナイ。
脇を通りすがっただけで
「見たなぁ~!」

ある日、ただならないメモ

こんな家、出てってヤル!
他人行儀で、イヤラシイ!
家ではない!
箱だ!
中身がカラッポの箱だ!

さあ、こんな所にいるのはよそう。
小屋に行こう!オケに行こう!

何? 箱だって! 小屋だって! 桶だって!
即、携帯にTEL

和歌「なあに?」
私 「今、箱根?」
和歌「小屋だよ!」
私 「どこの山小屋?」
和歌「オケだよ!」
私 「桶? 空桶? 風呂桶? 棺桶?・・・」
和歌「どうしてそうなるの!
ライブのオケだよ。
あと3時位で始まるから来てネ!」
オケ、オケ、オッケー、OK。

即、ライブハウス”マンダラ”に
素っ飛んだ。

歌なんて、もうどうでもええ。
生きていて良かった。
会えて良かった。
顔ばかり見ているうちに、
終わってしまった。

深い安堵感で、我が家へ。
ふと見渡せば
100坪あまりの、ただ広いだけの箱。
中はゴチャゴチャ、グチャグチャ。

ワクワク動物ランドのフランケンシュタイン一族。
8匹のネコと2匹のイヌは、
縦横無尽に跳び廻り、
家族のみんなが小さくなって、
他人行儀で家じゃない。

あ!和歌の作詞の謎が解けた。

食べて寝るだけの唯の箱。
犬や猫の小屋。

家中で
態度は、一番デカイが
部屋は、一番狭い三畳間。

取り散らかした楽器
山積みの衣類は、
楽屋さながら。

たった一畳のスペースが
創作の場。
駄作の連続
クズ籠同然。

割れたガラス窓。
ボロボロのボロ家。
貧乏風の吹きさらし。

家中貧乏神が跳び廻る。
朝から晩まで
ビンボー、ビンボー

振り切っても、振り切っても
しがみつかれ

和歌のハングリー精神は、
ストレスにさらされ
こうして育ったのだった。